【保存版】ハングル一覧表!初心者でもすぐ読める基本の仕組みと覚え方

ハングル文字は難しくない!基本の仕組み(構造)

韓国語学習の第一歩、それが「ハングル」です。丸や直線が組み合わさった形を見て、「暗号みたいで難しそう…」と感じる方も多いかもしれません。

しかし、ハングルは世界でも類を見ないほど論理的に作られた文字です。15世紀に世宗(セジョン)大王によって創製され、人間の発声器官の形をベースにデザインされています。

闇雲に丸暗記する必要はありません。「構造」と「ルール」さえ知ってしまえば、パズルを解くように簡単に読めるようになります。まずは「難しそう」というイメージを捨てて、ハングルの合理的な仕組みを見ていきましょう。

ハングルは「子音」と「母音」の組み合わせ(ローマ字と同じ)

ハングルの仕組みは、普段スマホやパソコンで使っている「ローマ字入力」と同じです。「か(KA)」と入力するとき、子音の「K」と母音の「A」を組み合わせるように、ハングルも「子音パーツ」と「母音パーツ」が合体して1つの文字を作ります。

ハングルの基本パーツは、子音14個母音10個だけ。

例えば、カ行の子音「ㄱ」と、アの母音「ㅏ」を組み合わせると「가(カ)」になります。ナ行の子音「ㄴ」と、オの母音「ㅗ」を組み合わせれば「노(ノ)」です。

たった24個のパーツの組み合わせで、すべての言葉が表現できるシンプルな作りになっています。

文字の配置パターン(左右型・上下型・パッチム型)

子音と母音を組み合わせるとき、配置には明確なルールがあります。母音の「形」によって、子音をどこに置くかが自動的に決まります。

左右型(子音 + 母音)

母音が「縦に長い」場合、子音は左、母音は右に配置します。

(例)ㄱ(子音) + ㅏ(縦長母音) = (カ)

上下型(子音 / 母音)

母音が「横に長い」場合、子音は上、母音は下に配置します。

(例)ㄱ(子音) + ㅗ(横長母音) = (コ)

パッチム型(子音 + 母音 + 子音)

子音と母音の下に、さらに「下敷き」のようにもう一つの子音を配置する構造です。この一番下の子音を「パッチム」と呼びます。

(例)ㄱ + ㅏ + ㅇ(下敷きになる子音) = (カン)

このように、ハングルは「四角い枠の中にパーツをはめ込むブロック遊び」のような感覚で構成されています。

【基本】ハングル一覧表(反切表:日本の「あいうえお」表)

ハングルの全体像を見てみましょう。日本語の「五十音図」にあたるのが、基本子音と基本母音を掛け合わせた「反切表(はんせつひょう)」、通称「カナダラ表」です。

まずは全体をパッと見て、子音と母音が規則正しく並んでいることを確認してみてください。一度にすべて暗記する必要はありません。

↓子音 / 母音→ㅏ (a)ㅑ (ya)ㅓ (eo)ㅕ (yeo)ㅗ (o)ㅛ (yo)ㅜ (u)ㅠ (yu)ㅡ (eu)ㅣ (i)
ㄱ (k/g)가 (カ)갸 (キャ)거 (コ)겨 (キョ)고 (コ)교 (キョ)구 (ク)규 (キュ)그 (ク)기 (キ)
ㄴ (n)나 (ナ)냐 (ニャ)너 (ノ)녀 (ニョ)노 (ノ)뇨 (ニョ)누 (ヌ)뉴 (ニュ)느 (ヌ)니 (ニ)
ㄷ (t/d)다 (タ)댜 (ティヤ)더 (ト)뎌 (ティヨ)도 (ト)됴 (ティヨ)두 (トゥ)듀 (テュ)드 (トゥ)디 (ティ)
ㄹ (r/l)라 (ラ)랴 (リャ)러 (ロ)려 (リョ)로 (ロ)료 (リョ)루 (ル)류 (リュ)르 (ル)리 (リ)
ㅁ (m)마 (マ)먀 (ミャ)머 (モ)며 (ミョ)모 (モ)묘 (ミョ)무 (ム)뮤 (ミュ)므 (ム)미 (ミ)
ㅂ (p/b)바 (パ/バ)뱌 (ピャ/ビャ)버 (ポ/ボ)벼 (ピョ/ビョ)보 (ポ/ボ)뵤 (ピョ/ビョ)부 (プ/ブ)뷰 (ピュ/ビュ)브 (プ/ブ)비 (ピ/ビ)
ㅅ (s/sh)사 (サ)샤 (シャ)서 (ソ)셔 (ショ)소 (ソ)쇼 (ショ)수 (ス)슈 (シュ)스 (ス)시 (シ)
ㅇ (無音)아 (ア)야 (ヤ)어 (オ)여 (ヨ)오 (オ)요 (ヨ)우 (ウ)유 (ユ)으 (ウ)이 (イ)
ㅈ (ch/j)자 (チャ/ジャ)쟈 (チャ/ジャ)저 (チョ/ジョ)져 (チョ/ジョ)조 (チョ/ジョ)죠 (チョ/ジョ)주 (チュ/ジュ)쥬 (チュ/ジュ)즈 (チュ/ジュ)지 (チ/ジ)
ㅊ (ch)차 (チャ)챠 (チャ)처 (チョ)쳐 (チョ)초 (チョ)쵸 (チョ)추 (チュ)츄 (チュ)츠 (チュ)치 (チ)
ㅋ (k)카 (カ)캬 (キャ)커 (コ)켜 (キョ)코 (コ)쿄 (キョ)쿠 (ク)큐 (キュ)크 (ク)키 (キ)
ㅌ (t)타 (タ)탸 (ティヤ)터 (ト)텨 (ティヨ)토 (ト)툐 (ティヨ)투 (トゥ)튜 (テュ)트 (トゥ)티 (ティ)
ㅍ (p)파 (パ)퍄 (ピャ)퍼 (ポ)펴 (ピョ)포 (ポ)표 (ピョ)푸 (プ)퓨 (ピュ)프 (プ)피 (ピ)
ㅎ (h)하 (ハ)햐 (ヒャ)허 (ホ)혀 (ヒョ)호 (ホ)효 (ヒョ)후 (フ)휴 (ヒュ)흐 (フ)히 (ヒ)
※表内のカタカナはあくまで発音の目安です。

まずはここから!基本母音(10個)一覧と発音

すべての土台となるのが母音です。日本語の母音は5つですが、韓国語の基本母音は10個。カタカナで覚えるのではなく、「口の形」を意識するのが正確な発音のコツです。

母音カタカナ目安ローマ字発音のコツとポイント
a日本語の「ア」とほぼ同じ。口を自然に大きく開けます。
ya日本語の「ヤ」とほぼ同じ。「イ」から素早く「ア」へ。
eo**【重要】**口を「ア」の形に大きく開けたまま、喉の奥から「オ」と発音。
yeo**【重要】**口を「ア」のように大きく開けて「ヨ」と発音。
o唇をタコのように丸く突き出して「オ」。
yo唇を丸く突き出しながら「ヨ」。
u日本語よりも、はっきりと唇を突き出して「ウ」。
yu唇を丸く突き出しながら「ユ」。
eu**【重要】**唇を横に「イー」と強く引いた状態で、「ウ」と発音。
i日本語の「イ」とほぼ同じ。唇を横に引きます。

基本子音(14個)一覧と発音

母音の次は、言葉の輪郭を作る「子音」です。

ここで注意したいのが、韓国語特有の「濁音化(有声音化)」。同じ文字でも、単語の先頭にあるか、単語の中間にあるかで、自動的に「カ」が「ガ」に濁ったりします。

子音カタカナ目安ローマ字発音のポイントと濁音化のルール
カ / ガk / g先頭では「カ」、語中・語尾では濁って「ガ」行に。
n日本語のナ行に近い音。
タ / ダt / d先頭では「タ」、語中では濁って「ダ」行に。
ラ / ルr / l日本語のラ行に近い音。巻き舌にはしません。
m一度唇をしっかり閉じてから発音します。
パ / バp / b先頭では「パ」、語中では濁って「バ」行に。
サ / シャs / sh母音の「ㅣ」や「ㅑ行」と合わさると「シ」「シャ」に。
(無音)(ng)母音の前では音を持たず、母音そのままの発音になります(例:아=ア)。
チャ / ジャch / j先頭では「チャ」、語中では濁って「ジャ」行に。
チャch息を強く吐きながら「チャ!」。語中でも濁りません。
k息を強く吐きながら「カ!」。語中でも濁りません。
t息を強く吐きながら「タ!」。語中でも濁りません。
p息を強く吐きながら「パ!」。語中でも濁りません。
h喉の奥から息を摩擦させて発音します。

【応用】合成母音・激音・濃音の一覧

基本パーツが分かれば基礎は完成です。ここからは、基本パーツを「組み合わせた」応用編を見ていきます。すべて基本の派生なので、「どのパーツが合体しているか」に注目してください。

合成母音(11個)一覧(基本母音の組み合わせ)

基本母音同士が合体してできた新しい母音です。「ㅗ(オ)」と「ㅏ(ア)」を素早く続けて言うと「ワ(wa)」になるようなイメージです。

合成母音成り立ちカタカナ発音のコツ
ㅏ + ㅣ現代では日本語の「エ」とほぼ同じ。
ㅑ + ㅣイェ「イ」から素早く大きな口の「エ」へ。
ㅓ + ㅣ日本語の「エ」とほぼ同じ。
ㅕ + ㅣイェ「イ」から素早く「エ」へ。
ㅗ + ㅏ「オ」から「ア」へ素早く移行。
ㅗ + ㅐウェ「オ」から「エ」へ素早く移行。
ㅗ + ㅣウェ現代では「ㅙ」と同じ「ウェ」の発音。
ㅜ + ㅓウォ「ウ」から「オ」へ素早く移行。
ㅜ + ㅔウェこれも「ㅙ」「ㅚ」と同じく「ウェ」。
ㅜ + ㅣウィ「ウ」から「イ」へ素早く移行。
ㅡ + ㅣウィ(ウイ)唇を引いた「ㅡ」から「イ」へ。位置によって音が変わります。

激音(4個)一覧(息を強く吐く音)

「ㅊ, ㅋ, ㅌ, ㅍ」の4つです。基本子音に「1本線を足した形」をしており、この線が「強い息」を表しています。ティッシュが揺れるくらい強く息を吐くのがコツです。

激音元の子音カタカナ発音のイメージ
チャ息を強く吐き出しながら「チャ!」。
喉の奥から強く息を吐き出して「カ!」。
息を破裂させるように「タ!」。
閉じた唇を強く破裂させて「パ!」。

濃音(5個)一覧(息を詰まらせる音)

同じ子音を2つ並べた形(ㄲ, ㄸ, ㅃ, ㅆ, ㅉ)です。激音とは逆に、息を全く漏らさずに発音します。発音の直前に小さな「ッ」を入れるイメージを持つと上手くいきます。

濃音元の子音カタカナ発音のイメージ
ッカ息を完全に止め、短く強く「ッカ」。
ッタ息の漏れを防いだ状態から「ッタ」。
ッパ唇を強く閉じ、息を詰まらせてから「ッパ」。
ッササッサと言う時のように鋭く「ッサ」。
ッチャ息をブロックし、短く「ッチャ」。

つまずきやすい「パッチム」とは?代表的な発音一覧

韓国語学習で壁になりやすいのが「パッチム(終声)」です。文字の下敷きになる子音のことで、表記上は27種類もありますが、実際の発音はたったの7種類しかありません。

パッチム(終声)の役割と7つの発音ルール

音の響きを止めるストッパーの役割をします。大きく「ッ(息を止める)」「ン(鼻から抜く)」「ル(舌を当てる)」の3つに分けられます。

代表発音該当する文字カタカナ発音のメカニズム
ㄱ (k)ㄱ, ㄲ, ㅋッ(ク)【息を止める】喉の奥で息をピタッと塞ぐ。
ㄷ (t)ㄷ, ㅅ, ㅆ, ㅈ, ㅊ, ㅌ, ㅎッ(ト)【息を止める】舌先を上の前歯の裏に押し当てて塞ぐ。
ㅂ (p)ㅂ, ㅍッ(プ)【息を止める】上下の唇をしっかり結んで塞ぐ。
ㄴ (n)【鼻から抜く】舌先を上の前歯の裏につけたまま「ン」。
ㅁ (m)ム(ン)【鼻から抜く】唇を閉じたまま鼻から響かせる「ン」。
ㅇ (ng)【鼻から抜く】口を開けたまま喉の奥を閉じ、鼻に響かせる。
ㄹ (l)【舌を当てる】舌先を上の歯茎の裏に軽く当てる。

ハングル一覧表を効率よく覚える3つのコツ

ハングルの仕組みが分かったら、次は読めるように定着させていきましょう。挫折しないための3つのコツを紹介します。

母音と子音を分けて覚える

「が、ぎ、ぐ…」とすべて丸暗記するのはNG。まずは「母音10個」を覚え、次に「子音14個」を覚えるように、パーツごとに攻略しましょう。ローマ字読みの感覚が身につけば、知らない単語も自力で読めるようになります。

自分の名前や好きな推しの名前を書いてみる

興味のある言葉から始めるのが一番の近道です。自分の名前、好きなアイドルや俳優の名前、好きな韓国料理などをハングルで書いてみましょう。ただ書き写すより、愛着のある言葉の方がずっと早く覚えられます。

スマホのキーボードを韓国語(ハングル)に設定する

日常的に触れる環境を作るなら、スマホのキーボード設定がおすすめです。子音と母音をタップすると、画面上でピタッとブロックのように合体します。この動きを見るだけでも、ハングルの構造を体感する良いトレーニングになります。

ハングル一覧表を活用して韓国語学習をスタートしよう!

難しそうに見えるハングルも、実は「子音と母音のブロック構造」というシンプルな仕組みです。母音の口の形や、7種類にまとまるパッチムのルールなど、とても合理的に作られています。

一覧表は暗記リストではなく、音を組み立てるための「設計図」です。パーツごとのルールを理解し、身近な単語から少しずつ読む練習を重ねてみてください。パズルを解くように、読める文字がどんどん増えていくはずです。

参考

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-偏愛が気づかせる、私たちの見えていなかった世界-

なぜだか目が離せない。
偏った愛とその持ち主は、不思議な引力を持つものです。
“偏”に対して真っ直ぐに、“愛”を注ぐからこそ持ち得た独自の眼差し。
そんな偏愛者の主観に満ちたピントから覗かれる世界には、
ウィットに富んだ思いがけない驚きが広がります。
なんだかわからず面白い。「そういうことか」とピンとくる。

偏愛のミカタ PinTo Times