【退屈な時にすること】暇つぶし決定版!家・スマホ・外でできる有意義な過ごし方55選

「何もすることがない」「時間が過ぎるのが遅い…」

ふとした瞬間に訪れる、現代社会の「空白の時間」。多くの人はこの時間を埋めようと、つい無意識にSNSを開き、目的のないスクロールを繰り返してしまいがちです。

でも、ちょっと待ってください。「退屈」って、実はあなたの人生を劇的に面白くする最大のチャンスかもしれないんです。

この記事では、単なる時間潰しのアクションリストにとどまらず、心理学的な視点から見る「退屈の効能」や、世界的な成功者が実践する「時間の活用法」、そして今すぐ手元で始められる具体的な55のアクションプランを網羅しました。

今のあなたの状況や気分にぴったり合う「ポジティブな暇つぶし」がきっと見つかるはず。決定版ガイドをお届けします。

目次

【診断】今の気分から選ぶおすすめの過ごし方

まずは、現在のあなたのエネルギーレベルや置かれている環境から、最適なアクションを探ってみましょう。無為に時間を使うより、今のコンディションに合った「攻めの暇つぶし」を選び取るのがコツです。

今の気分・状況エネルギーおすすめのカテゴリ期待できる効果
動きたくない・布団の中★☆☆☆☆【スマホ・PC編】 知的探求・デジタル整理知識欲が満たされる、精神的なスッキリ感、ドーパミンリセット
一人で没頭したい★★★☆☆【自宅編】 コンテンツ消費・創作ストレス解消、時間を忘れて没頭(フロー状態)、スキル獲得
気分を変えたい・外に出れる★★★★☆【外出編】 1000円アドベンチャー・散策五感への刺激、セロトニンの分泌、新しい発見との出会い
人生について考えたい★★☆☆☆【自己投資・心理編】 内省・計画キャリアの再設計、自己肯定感UP、将来の不安解消

【スマホ・PC編】その場で0秒!手軽な暇つぶし15選

移動中の電車、待ち合わせの数分間、あるいはベッドの上。スマホ一つあれば、退屈な時間は「知的な大冒険」に変わります。受動的に情報を浴びるSNSもいいですが、ここでは能動的に情報を楽しむ「探索型」のアクションを中心に15選を紹介します。

Wikipedia「珍項目」の深海に潜る

Wikipediaには、通常の百科事典には載らないようなユーモラスで奇妙な記事を集めた「珍項目」というカテゴリがあるのをご存知でしょうか。これらは厳格なプロセスを経て選ばれた「公式に認定された奇妙な記事」で、その面白さは折り紙付きです。

今すぐ読める傑作選(ぜひ検索してみてください)

  • 0.999...: 「1と0.999...は数学的に全く同じ値である」という証明記事。直感に反する事実を論理的に解説していて、読むほどに知的好奇心が刺激されます。
  • 5秒ルール: 食品を床に落としても5秒以内ならセーフ、という謎の世界的都市伝説を真面目に、かつ科学的に検証した記事。
  • チャールズ・デ・ゴール (空母): スエズ運河を航行する巨大な空母の様子がGoogle Earthで発見された経緯など、軍事とデジタルの交差点が楽しめます。
  • 爆発するクジラ: 自然現象としてのクジラの死骸の爆発から、意図的な爆破処理の失敗例まで、シュールかつ衝撃的な内容。
  • バッファロー・バッファロー...: 英語の文法的に正しいけれど、同じ単語が8回も続く奇妙な文章の解説記事。

これらの記事は、「おまかせ表示」機能を使ってランダムに巡回するのもおすすめです。自分が全く知らない分野の「良質な記事」に出会えた時の喜びは格別です。

Google Earthで「バーチャル・ミステリーツアー」へ

Google Earthは単なる地図アプリではありません。座標を入力するだけで、通常は立ち入れない場所や、地上からは見えないミステリースポットへ瞬時に移動できる「どこでもドア」になります。

今すぐ行ける!Google Earthミステリー座標リスト

  • 飛行機の墓場(米国アリゾナ州): 数千機の退役航空機が幾何学的に並ぶ圧巻の光景。32 08'59.96" N, 110 50'09.03"W
  • 砂漠の巨大な唇(スーダン): 自然地形が巨大な唇に見える奇観。通称「地球の唇」。12°22'13.32"N, 23°19'20.18"E
  • ポタッシュ・ポンド(米国ユタ州): 鮮やかな青色が広がるカリウムの蒸発池。38°29'00.16"N 109°40'52.80"W
  • かかしの村(徳島県名頃): 住人よりも多い「かかし」が暮らす集落のストリートビュー。33.8444° N, 134.1559° E
  • バッドランズ・ガーディアン(カナダ): イヤホンをした先住民の横顔に見える不思議な地形。50° 0' 38.20" N, 110° 06' 48.32" W

iPhone写真フォルダの「重複削除」と整理

退屈な時間こそ、普段後回しにしがちなデジタルデータの整理に最適です。特に写真フォルダの整理は、完了後の達成感が大きく、スマホの容量も空くので一石二鳥です。

  • 重複項目の結合: iOS 16以降なら、写真アプリの「アルバム」タブにある「その他」>「重複項目」から、同じ写真を自動検出できます。解像度が高い方を残して自動的に結合してくれるので、数千枚の写真整理が数タップで完了します。これは快感です。
  • スクリーンショットの一掃: 「メディアタイプ」>「スクリーンショット」を選択し、メモ代わりに撮った不要な画像を削除していきましょう。

Gmailの「未読」を殲滅する

溜まりに溜まったプロモーションメールや通知メールを一括処理します。検索コマンドを活用すれば、数分の暇つぶしが数千通の断捨離タイムに変わります。

  • コマンド活用: 検索窓に label:unread category:promotions と入力し、未読の広告メールだけを抽出して一括削除します。受信トレイの数字が減っていく様子は、一種のゲームのように楽しめます。

高度な「脳トレ」パズルで脳年齢を若返らせる

単調なゲームも良いですが、論理的思考や知識を要するパズルは、脳を「フロー状態(時間を忘れて没頭する状態)」に導いてくれます。

  • あそんでまなべる 日本地図パズル: 都道府県の形をピースとして地図にはめ込むゲーム。境界線なしモードなど、大人でも楽しめる難易度があり、地理の知識も身につきます。
  • 漢字クロスワード・ナンプレ: 定番アプリは、言語中枢と論理的思考を同時に刺激してくれる良きパートナーです。

スマホの「ホーム画面」を極限まで美しくする

アプリアイコンの色味を揃えてみる、ウィジェットを配置し直す、使用頻度の低いアプリをフォルダの奥に隠す、あるいは削除する。ホーム画面の整理は、自分の脳内の優先順位を整理することと同じ効果があります。

Googleストリートビューで「行きたい場所」の下見

旅行の計画がなくても大丈夫。Googleマップのストリートビュー機能を使って、世界中の観光地を「散歩」してみましょう。

  • おすすめ: 日本の「軍艦島(端島)」や「富士山頂」、フランスの「エッフェル塔」など、特殊な機材で撮影されたパノラマビューは没入感が高く、ちょっとした旅行気分が味わえます。

ニュースアプリの「断捨離」と「再構築」

なんとなく見ているニュースアプリのフォロー設定を見直してみませんか? 不安を煽るだけのニュースソースを非表示にし、興味のある「テクノロジー」「サイエンス」「建築」などのトピックを追加してみる。情報の質が変われば、思考の質も変わってきます。

メモアプリの「アイデアの墓場」を掘り起こす

過去に自分が書き留めたメモを見返してみましょう。当時の悩みやふと思いついたアイデアが、今の自分にとって新鮮な解決策になることがあります。不要なメモを削除するだけでもスッキリしますよ。

パスワードとセキュリティの総点検

「設定」>「パスワード」から、漏洩のリスクがあるパスワードや、使い回しているものがないか確認します。退屈な時間こそ、デジタルセキュリティを強化する絶好の機会です。

SNSの「フォロー整理」

タイムラインに流れてくる情報が、今の自分にとって有益か、ポジティブな感情をもたらすかを見直します。ノイズになっているアカウントをそっとミュートまたはフォロー解除するだけで、デジタルライフの質が向上します。

聴くだけ読書「オーディオブック」のサンプル試聴

Amazon Audibleなどで、興味のある本のサンプルを片っ端から聴いてみます。数分の試聴だけでも、新しい知識や著者の考え方に触れることができます。

クラウドストレージの「ゴミ箱」を空にする

GoogleドライブやiCloudの容量を圧迫している不要なファイルを削除します。デジタル空間の大掃除は、部屋の掃除と同じくらいメンタルヘルスに良い影響を与えてくれます。

1分間瞑想アプリの活用

「Calm」やスマホ標準のヘルスケア機能を使って、1分〜5分だけ呼吸に集中してみます。情報を遮断し、脳を休めることは、現代において最も贅沢な暇つぶしかもしれません。

「Kindle Unlimited」で雑誌の乱読

普段は買わないジャンルの雑誌(例えば、釣り、インテリア、経済誌など)をパラパラとめくってみましょう。画像中心の雑誌は脳への負荷が低く、良い視覚的刺激になります。

【自宅編】一人で充実!家でできる退屈解消20選

自宅での暇つぶしは、受動的な「消費」と能動的な「生産」の2つに分けられます。退屈の質に合わせて使い分けてみましょう。誰にも邪魔されない空間で、自分と向き合う贅沢な時間を過ごすチャンスです。

海外ドラマ・映画の「シリーズ一気見」

中途半端な時間ではなく、半日〜数日の暇があるなら、長編シリーズへの没入が最高です。話題の作品や評価の高いドラマを一気に消化してしまいましょう。

没頭度が高いおすすめジャンル

  • リミテッドシリーズ: 『BEEF/ビーフ』のように、1シーズン(約10話程度)で物語が完結する作品は、達成感を得やすく中だるみしません。
  • ドキュメンタリー: 『ビル・ゲイツの頭脳』のような偉人の思考を追う作品は、視聴後のモチベーションアップにつながります。
  • アクション・サスペンス: 『ナイト・エージェント』のようなテンポの良い作品は、時間を忘れさせてくれます。

究極の「デジタルデトックス」と「何もしない」技術

逆説的ですが、暇な時にあえて「何もしない」ことを選択するのは、脳科学的にも非常に理にかなっているそうです。

  • DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)の活性化:人間がぼんやりしている時、脳内ではDMNと呼ばれる回路が活発に働いています。これは情報の整理や記憶の定着に関わる重要なプロセス。スマホを見続けていると脳は情報処理に追われ、このDMNが働きません。「何もしない」時間は、脳のメンテナンス時間なのです。
  • 実践アクション:
    • スマホを別室に置く、あるいは電源を切る。
    • 椅子に座るか、床に寝転がる。
    • 5分〜15分、ただ呼吸に集中するか、窓の外を眺める。
    • 「退屈だなぁ」と感じても、その感情をただ観察してみる。

将来の種まき「自宅副業」のリサーチと実践

退屈な時間を小銭に変えるだけでなく、新しいスキル習得の入り口にしてみませんか? スキルなしでも始められることは意外と多いものです。

  • ポイ活・アンケートモニター: スキマ時間の王道。リスクがなく、すぐに始められます。
  • データ入力・文字起こし: パソコンがあれば特別なスキル不要。タイピング速度の向上という副次効果も。
  • Webライター(タスク案件): 短い感想文やレビュー作成など、文章を書く練習として最適です。
  • フリマアプリ出品: 家の不用品を撮影し、出品してみる。写真撮影のスキルやコピーライティングの練習にもなります。

バケットリスト(死ぬまでにしたい100のこと)の作成

映画『最高の人生の見つけ方』で有名になったバケットリスト。これを書く作業は、自分の深層心理にある「本当にやりたいこと」を掘り起こす最強の暇つぶしです。

書き方のコツ

  • 制限を外す: お金や時間の制約を一度忘れて。「宇宙に行く」「島を買う」など壮大な夢もOK。
  • カテゴリを分ける:
    • 旅行・冒険: 世界一周、スカイダイビング、オーロラを見る。
    • スキル・学習: 英語ペラペラになる、本を出版する。
    • 人間関係: 両親を旅行に連れて行く、会いたい有名人に会う。

自宅で再現!「漫画メシ」クッキング

漫画やアニメに出てくるあの料理を再現してみる。レシピを調べ、買い出しに行き、調理し、盛り付ける。この一連のプロセスは、非常に創造的で楽しいプロジェクトになります。

DIYと「プチ修理」

家の中の気になっていた箇所を直してみましょう。緩んだネジを締める、靴の踵を補修する、壁紙の剥がれを直す。小さな修繕が、生活の質をグッと上げてくれます。

本棚の「背表紙」整理

本をすべて出し、ジャンルや色、高さ順に並べ替えてみる。埋もれていた本を再発見して、読みふけってしまうかもしれません。

本格的な「靴磨き」

革靴やスニーカーを徹底的に磨いてみます。無心になれる作業であり、ピカピカになった靴を見ると自己肯定感も高まります。

「ひとりボードゲーム」またはパズル

ソリティアのようなカードゲームや、一人で遊べるボードゲーム、1000ピースのジグソーパズルに挑戦。アナログな手触りはデジタル疲れを癒やしてくれます。

YouTubeで「ヨガ」または「筋トレ」

「5分 ヨガ」「10分 筋トレ」などで検索し、動画に合わせて体を動かしてみましょう。血流が良くなり、退屈によるダルさが解消されます。

新しい言語の「最初の挨拶」だけ覚える

Duolingoなどのアプリを使い、全く知らない言語(スワヒリ語、韓国語、フランス語など)の最初のレッスンだけを受けてみる。新しい音の響きは脳に新鮮な刺激を与えてくれます。

バーチャル美術館巡り

Google Arts & Cultureを利用して、ルーヴル美術館やメトロポリタン美術館の所蔵品を高画質で鑑賞。自宅にいながら世界的名画に触れる優雅な時間です。

観葉植物の手入れと「会話」

葉の埃を拭き取り、水をやり、日光の当たる場所に移動させてあげる。植物の成長を観察することは、スローな時間の楽しみ方を教えてくれます。

完璧な一杯の「コーヒー/紅茶」を淹れる

豆の計量、湯温の調整、抽出時間。すべてにこだわって、自分への最高の一杯を淹れる儀式を行ってみましょう。

部屋の「模様替え」シミュレーション

実際に家具を動かさなくても、メジャーで寸法を測り、紙の上でレイアウトを考えるだけでワクワクしてきます。

手紙を書く

メールではなく、手書きの手紙を家族や友人に書いてみる。投函しなくても、書く行為自体が思考の整理になります。

折り紙や工作

子供の頃に遊んだ折り紙で、複雑な多面体やリアルな動物を折ってみる。指先を使う作業は脳を活性化させます。

性格診断・自己分析テスト

MBTI(16タイプ診断)やストレングスファインダーなど、少し時間をかけて本格的な自己分析をしてみる。自分の強みを知ることは、今後の戦略に役立ちます。

「積読」の消化

買って満足してしまった本を、目次だけでも読んでみる。意外とそこから読み進められるかもしれません。

昼寝(パワーナップ)

15分〜20分の仮眠をとります。これはサボりではなく、午後のパフォーマンスを最大化するための戦略的休息です。

【外出編】気分転換に最適!外でできる暇つぶし15選

家の中にいると空気が澱んで感じられる時は、外に出るのが一番。ただの散歩ではなく、ちょっとした「テーマ」や「ミッション」を持った外出をしてみませんか?

大人の「1000円アドベンチャー」

予算をきっかり1000円に設定し、その範囲内でいかに満足度の高い体験ができるかをゲーム化します。制約があるからこそ、工夫が生まれて面白いのです。

サイゼリヤ「1000円ガチャ」チャレンジ

サイゼリヤのメニューからランダム、あるいは計算してちょうど1000円分を注文する遊びです。

  • 最強の組み合わせ例: 「半熟卵のミラノ風ドリア(350円) + 辛味チキン(300円) + 小エビのサラダ(350円) = 1000円」。炭水化物、タンパク質、野菜のバランスが取れた完璧な布陣!
  • 大人の晩酌セット: 「エスカルゴのオーブン焼き(400円) + チョリソー(400円) + デカンタワイン250ml(200円) = 1000円」。これも最高です。

漫画・アニメの「B級聖地巡礼」と「孤独のグルメ」ごっこ

有名な観光地ではなく、好きな漫画やドラマに登場した「普通の定食屋」や「路地」を訪ねてみます。

例えば、京都のディープな学生飯。観光客向けではない地元民向けの店を探訪…漫画に出てきそうな渋い店で、名物料理を一人で堪能する体験は、日常を忘れさせてくれます。

「純喫茶」でのデジタル・デトックス読書

チェーン店ではなく、個人経営のレトロな「純喫茶」に入ってみましょう。本を一冊持ち込み、スマホの電源を切って過ごす。昭和の雰囲気が残る空間は、時間の流れが緩やかで、退屈を楽しむのに最適です。

図書館という「知の迷宮」探索

公立図書館は無料で利用できる最高の暇つぶしスポット。普段絶対に読まないジャンルの棚(例えば農業技術、哲学、前衛芸術など)の前で立ち止まり、背表紙を眺めるだけで新しい発見があります。

目的を持った「路上観察」散歩

ただ歩くのではなく、特定の「何か」を探すミッションを自分に課してみます。

テーマ例

「猫を探す」「変な形の看板を撮る」「室外機の配置を観察する」「植物の侵食具合を見る」。視点が変われば、いつもの道が冒険フィールドに変わります。

公園での「ソロ・ピクニック」

コンビニで買ったコーヒーとおにぎりを持って、公園のベンチで食べる。空を見上げ、風を感じるだけで、幸せホルモン(セロトニン)が分泌されるのを感じます。

知らない駅での「途中下車」

通勤定期圏内の、普段は降りない駅で降りてみる。駅前の商店街を歩き、知らない喫茶店に入る。それだけで小さな旅気分です。

レンタサイクルで「街の境界」を超える

徒歩では行けない距離へ、自転車で向かってみる。隣町まで行く、川沿いを海まで走るなど、移動範囲が広がると思考も広がります。

博物館・美術館の「常設展」へ行く

企画展は混んでいますが、常設展は空いていて安価(または無料)なことが多いもの。静寂の中で歴史や芸術に向き合う時間は、心を整えてくれます。

人間観察と「勝手にプロファイリング」

カフェや公園で、通り過ぎる人を観察し、「あの人はどんな仕事をしているのかな?」「これからどこへ行くんだろう?」と勝手に想像(プロファイリング)してみる。小説家のような視点を養えます。

書店での「青木まりこ現象」体験と選書

大型書店に行き、膨大な本に囲まれてみる。Amazonのアルゴリズムでは出会えない、直感的な本との出会い(セレンディピティ)を楽しんでください。(※青木まりこ現象=書店にいると便意を催す現象のこと。これも一つの体験です)

神社仏閣での参拝

近くの神社に行き、手を合わせる。宗教的な意味合いを超えて、静謐な空間で感謝の気持ちを持つことは、精神衛生上とても良い効果があります。

「写真散歩」

スマホではなく、あれば一眼レフやフィルムカメラを持って、街を切り取ってみる。ファインダー越しに見る世界は、普段とは違って見えます。

スーパー銭湯またはサウナ

「整う」体験を求めてサウナへ。強制的にスマホから離れ、身体感覚に集中できる貴重な場所です。

ヒトカラ(一人カラオケ)

誰にも気兼ねなく、好きな歌を好きなだけ歌う。大声を出すことは、最強のストレス発散法です。

【心理編】なぜ人は「退屈」を感じるのか?

ここで少し視点を変えて、そもそもなぜ私たちは退屈を感じるのか、そのメカニズムを覗いてみましょう。敵(退屈)を知れば、対策も立てやすくなります。

退屈は「創造性の母」である:サンディ・マン博士の研究

「退屈=悪いこと」と思いがちですが、実はそうとも限らないようです。英国の心理学者サンディ・マン博士の研究によると、退屈な作業を行ったグループの方が、そうでないグループよりも創造性が高まるという面白い結果が出ています。

  • 実験内容:被験者を2つに分け、「電話帳の番号をひたすら書き写す」という超退屈な作業をさせたグループと、何もしないグループで比較。その後、創造性テスト(プラスチックカップの新しい使い道を考える)を行いました。
  • 結果:退屈な作業をしたグループの方が、圧倒的にユニークで多様なアイデアを出したのです。

脳は外部からの刺激がない「退屈な状態」に置かれると、刺激を求めて内部で活動を始めます(これが空想やデイドリーミング)。この時、普段は結びつかない記憶やアイデアが脳内でランダムに結合しやすくなり、結果として独創的なアイデアが生まれるのだそう。「退屈だなぁ」と感じている時、あなたの脳は新しいアイデアを生み出す準備運動をしているのかもしれません。

ドーパミンと現代の病

私たち現代人が退屈に弱いのは、スマホによる「安易なドーパミン供給」に慣れすぎているから、とも言われます。SNSの通知やショート動画は、努力なしに脳に快楽物質(ドーパミン)を与えてくれます。この強い刺激に慣れてしまうと、通常の生活レベルの刺激では満足できなくなり、常にスマホを探してしまう中毒状態に…。

あえて退屈な時間を作ることは、この状態から脳をリセットする「ドーパミン・ファスティング(断食)」の効果も期待できます。退屈を受け入れることは、脳の健康を取り戻す治療行為とも言えるでしょう。

【自己投資編】退屈な時間を「人生の転機」に変える5つのアクション

ビル・ゲイツのような成功者たちは、退屈な時間を意図的に作り出し、それを戦略的に利用しているそうです。暇な時間を「ただ消費する」のではなく、少しだけ「未来への投資」に変えてみるアクションをご紹介します。

ビル・ゲイツ流「Think Week(考える週)」の実践

マイクロソフト創業者のビル・ゲイツは、年に2回、外部との接触を一切断ち、森の中の別荘に1週間籠もる「Think Week」を行っていたそうです。ネットも遮断し、ひたすら本を読み、考え事をする時間。

一般人向けアレンジ「プチ・シンクウィーク」

1週間は難しくても、週末の半日を使って真似ることは可能です。

  • ルール: スマホ・PCの電源を切る。「連絡がつかない」と宣言しておく。
  • 持ち物: 紙のノート、ペン、少し難しい本。
  • やること: 普段の業務から離れ、「5年後の自分はどうありたいか?」「今の自分の課題は何か?」といった大きな問いについて、ぼんやりと思考を巡らせてみる。

ファインマンの「12の好きな問題」リストを作る

ノーベル物理学者リチャード・ファインマンは、「常に12個の未解決の問題を心に留めておけ」と説きました。

  • アクション: ノートに、自分が人生で解決したい問い(例:「どうすればもっと自由に働けるか?」「家族との時間を最大化するには?」など)をリストアップします。そして、新しい情報に出会うたびに、その問いの解決策にならないか照らし合わせてみるのです。こうすると、退屈な時間の読書や観察が、すべて「問い」への回答探しに変わります。

スキルアップのための「マイクロ・ラーニング」

まとまった時間がなくても、数分単位で学べることはあります。

  • 言語学習: アプリで1日5分だけ単語に触れる。
  • 新しいツールの習得: 話題の生成AIをちょっと触ってみる。
  • 資格のリサーチ: 自分のキャリアに役立ちそうな資格がないか、合格率や試験日を調べるだけでも立派な第一歩です。

「やらないことリスト(Not-to-do List)」の作成

バケットリストとは逆に、人生の質を下げている習慣をリストアップしてみましょう。

  • 例: 「寝る直前のダラダラスマホ」「行きたくない飲み会への参加」「惰性で続けているサブスク」。退屈な時間は、自分の生活を客観視し、不要なものを削ぎ落とす絶好の機会でもあります。

未来の自分への「予言日記」を書く

1年後、3年後、10年後の今日、自分がどうなっていたいかを「完了形」で書いてみます。「私は〇〇のプロジェクトを成功させ、ハワイで休暇を楽しんでいる」。書くことで脳がその目標を意識し始め、関連する情報を自動的に集めるようになると言われています。

おわりに

「退屈」は、決して悪いことではありません。それは脳が休息を求めているサインであり、次の創造的なジャンプに向けた助走期間でもあります。

  • すぐに刺激が欲しい時は、Wikipediaの珍項目やGoogle Earthで知的好奇心を満たす。
  • じっくり過ごしたい時は、映画の世界に没入してみる。
  • 外に出たい時は、1000円を握りしめて小さな冒険に出る。
  • 人生を変えたい時は、ビル・ゲイツのように孤独を愛し、深く思考してみる。

次に「暇だなぁ」と口に出しそうになったら、ぜひこのリストを思い出してください。その退屈な時間は、あなたの人生をより豊かで面白いものに変えるための、神様からのギフトかもしれません。

さあ、スマホを置いて(あるいは賢く使って)、最高のアクションを起こしましょう!

参考

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-偏愛が気づかせる、私たちの見えていなかった世界-

なぜだか目が離せない。
偏った愛とその持ち主は、不思議な引力を持つものです。
“偏”に対して真っ直ぐに、“愛”を注ぐからこそ持ち得た独自の眼差し。
そんな偏愛者の主観に満ちたピントから覗かれる世界には、
ウィットに富んだ思いがけない驚きが広がります。
なんだかわからず面白い。「そういうことか」とピンとくる。

偏愛のミカタ PinTo Times