【完全保存版】英語の略語・スラング決定版!ビジネス・メール・SNSでネイティブが使う頻出110選

「FYI, this project is TBD.」

こんなメールが届いて、一瞬フリーズしたことはありませんか?

グローバル化が進む今、英語の略語(Abbreviations)や頭字語(Acronyms)は、単なる「時短テクニック」ではありません。もはや円滑なコミュニケーションに欠かせない「共通言語」です。

でも、「ASAPって目上の人に使うと失礼?」「e.g.とi.e.って何が違うの?」と、モヤモヤしている方も多いはず。略語は、ビシッと決まればプロフェッショナルですが、使い方を間違えると「失礼な人」認定されてしまうリスクもあります。

そこでこの記事では、ビジネスの現場からSNS、アカデミックなシーンまで、「本当に使える」頻出略語110選を整理しました。ただのリストではなく、ネイティブが肌で感じている「ニュアンス」や「空気感」まで踏み込んで解説します。

これを読み終える頃には、明日からの英語メールやチャットが、驚くほどスムーズになっているはずです。

【ビジネス・メール編】仕事で必須の英語略語

ビジネスシーンで何より求められるのは「効率」と「正確さ」。ここでは、知らないと業務が止まってしまうレベルの重要語を厳選しました。

最優先で覚えたい!頻出略語ベスト10 (ASAP, FYI, TBD, ETA等)

SlackやTeams、メールで毎日飛び交う「基本のキ」です。まずはこれだけ押さえてください。

No.略語元の英語日本語の意味ニュアンス・使用例
1ASAPAs Soon As Possible至急、なるべく早く【注意】命令口調に響きがち。上司やクライアントには "at your earliest convenience" を使うのが大人のマナーです。
2FYIFor Your Informationご参考までに返信不要の共有事項に。「件名:【FYI】~」とするだけで、相手の時間を奪わない気遣いになります。
3TBDTo Be Determined未定(検討中)今後決める必要がある状態。「場所:TBD」のようにアジェンダでよく見かけます。
4ETAEstimated Time of Arrival到着予定時刻本来は交通用語ですが、ビジネスでは「そのタスク、いつあがる?(納期の見込み)」として使われます。
5EODEnd Of Day本日中"Please submit by EOD."(今日中に提出してね)。一般的には17時、または日付が変わるまでを指します。
6NRNNo Reply Necessary返信不要メールの文末に。「了解メール」を送らせる手間を相手にかけさせない、スマートな優しさです。
7OOOOut Of Office不在、休暇中自動返信やカレンダーで必須。"I'm OOO until next Monday."(月曜まで休みです)。
8MTGMeeting会議スケジュール帳や件名でスペースを節約したい時に。
9WFHWork From Home在宅勤務チャットで今日の動きを伝える際の定番です。
10RSVPRépondez s'il vous plaîtお返事願います招待状の末尾にあります(フランス語由来)。出席・欠席に関わらず返信するのがルールです。

役職・部署に関する略語 (CEO, CFO, HR, PR等)

名刺や署名欄、組織図で必ず目にする略語。特に経営幹部を表す "C-suite"(Cクラス)は常識として覚えておきましょう。

  • CEO (Chief Executive Officer): 最高経営責任者。会社のトップ。
  • COO (Chief Operating Officer): 最高執行責任者。実務部隊のトップ。
  • CFO (Chief Financial Officer): 最高財務責任者。お金周りのトップ。
  • CTO (Chief Technology Officer): 最高技術責任者。開発・技術のトップ。
  • CMO (Chief Marketing Officer): 最高マーケティング責任者。
  • HR (Human Resources): 人事部。採用や労務管理といえばここ。
  • PR (Public Relations): 広報。世間との関係づくりを担当。
  • R&D (Research and Development): 研究開発。メーカーなどで新技術を作る部門。
  • QC (Quality Control): 品質管理。製品のクオリティを守る砦。
  • VP (Vice President): 副社長…と訳しがちですが、外資系では「部長級」を指すことが多いので注意。
  • PM (Project Manager): プロジェクトマネージャー。現場の指揮官。

会議・スケジュール調整で使う略語 (MTG, OOO, TBA等)

会議やプロジェクト管理(PM)の現場でよく聞く言葉たちです。

  • TBA (To Be Announced): 後日発表
    • TBD(検討中)との違いは、「内部では決まっているけど公式発表はまだ」あるいは「単に未発表」というニュアンスです。
  • TBC (To Be Confirmed): 確認中
    • 最終確認待ちの状態。あともう一歩で決まる時などに。
  • MOM (Minutes of Meeting): 議事録
    • 【注意】財務の文脈だと Month Over Month(前月比)になるので、文脈で判断を。
  • Agd (Agenda): アジェンダ、議題
  • F2F (Face to Face): 対面で
    • オンライン全盛の今だからこそ、「直接会って話したい」という温度感を伝える時に。
  • B2B (Business to Business): 法人向け取引
  • B2C (Business to Consumer): 個人向け取引
  • NDA (Non-Disclosure Agreement): 秘密保持契約
    • プロジェクト開始時にサインする、あの重要書類です。
  • KPI (Key Performance Indicator): 重要業績評価指標
  • ROI (Return On Investment): 投資対効果

メールの件名や文末で役立つ略語 (RE, FW, NRN等)

件名を短くして要件を一目で伝える、デキる人のテクニックです。

  • RE (Regarding): ~に関して
    • 実は "Reply" の略ではなく、ラテン語由来で「~の件」という意味です。
  • FW / FWD (Forward): 転送
  • CC (Carbon Copy): 共有
    • 情報を共有しておきたい相手に。
  • BCC (Blind Carbon Copy): 匿名共有
    • 受信者同士のアドレスを隠したい一斉送信では絶対にこれ。ミスると事故になります。
  • PFA (Please Find Attached): 添付をご確認ください
    • "PFA the invoice."(請求書送ります)のように使います。
  • TIA (Thanks In Advance): 先にお礼申し上げます
    • 「よろしくお願いします」に近い感覚。親しい間柄や部下への依頼で便利。
  • EOM (End Of Message): 本文なし
    • 件名だけで用件が済む場合に使います(例:【EOM】明日10時会議室A)。開封の手間を省く優しさ。
  • COB (Close Of Business): 就業時間終了まで
    • EODとほぼ同じですが、より「定時まで(残業時間含まず)」というニュアンスが強め。
  • BR (Best Regards): 敬具
    • 社内メールなどでよく見る結び言葉。
  • N/A (Not Applicable): 該当なし
    • フォーム入力などで「該当項目なし」の場合に。空欄にするより丁寧です。

【チャット・SNS編】友達との会話で盛り上がる英語スラング

SNSやメッセージアプリ(WhatsApp, Discord等)は、スピード感が命。タイプ数を減らしつつ、感情をリアルタイムに乗せるためのスラングたちです。

リアクション・相槌の略語 (LOL, OMG, IDK, THX等)

略語元の英語意味ニュアンス
LOLLaughing Out Loud(笑)、ウケる日本語の「w」感覚。文末に軽く添えます。
OMGOh My God / Goshなんてこった!驚き、喜び、悲しみ…感情が高ぶったらとりあえずコレ。
IDKI Don't Know分かんない質問に対してサクッと返す時に。
THX / TYThanks / Thank Youありがとうtysm (Thank you so much) もよく使います。
JKJust Kidding冗談だよ言い過ぎたかな?という時に直後に添えて「なんちゃって」と緩和。
IKRI Know, Right?だよねー!強い共感。「それな!」に近いです。
SMHShaking My Head(呆れて)首を振る「やれやれ」「信じられない」という呆れの表現。
ROFLRolling On the Floor Laughing床を転げ回るほど笑うLOLより強い爆笑。「大草原」レベル。
LMAOLaughing My Ass Offクソワロタちょっと下品な表現を含むので、親しい仲間限定の爆笑。
GoshGod(神)宗教的な理由で "God" を避けるためのマイルドな言い換え。

文頭・文中でつなぎ言葉として使う略語 (BTW, IMO, TBH等)

会話の流れを変えたり、クッション言葉として機能します。

  • BTW (By The Way): ところで
    • 話題を変える時のド定番。
  • IMO (In My Opinion): 私見ですが
    • 断定を避けたい時に。さらに謙虚な IMHO (In My Humble Opinion) もあります。
  • TBH (To Be Honest): 正直に言うと、ぶっちゃけ
    • 「正直、それは微妙だと思う」など、本音を切り出す前に。
  • NGL (Not Gonna Lie): 嘘偽りなく言うと
    • TBHと似ていますが、自分の感情や自慢を強調する際によく使われます。
  • ICYMI (In Case You Missed It): 見逃した人のために
    • ニュースや過去の投稿をシェアする時に便利。
  • TL;DR (Too Long; Didn't Read): 長すぎて読まなかった
    • 転じて、長文記事の冒頭や末尾に置く「要約」のラベルとして使われます。「3行で頼む」の回答版ですね。
  • AFAIK (As Far As I Know): 私の知る限りでは
    • 確信がない情報のクッション言葉として優秀。
  • IRL (In Real Life): 現実世界で、リアルで
    • ネット上の話と対比して使います。

別れ際や挨拶の略語 (BRB, TTYL, CU等)

  • BRB (Be Right Back): すぐ戻る
    • トイレや飲み物を取りに行く時など、一時離席の合図。
  • TTYL (Talk To You Later): また後で話そう
    • チャットを切り上げる時の定番文句。
  • CU (See You): またね
    • 音をそのまま文字に。 CUL8R (See you later) なんて書き方も。
  • GTG / G2G (Got To Go): もう行かなきゃ
    • 会話を終了する理由として使います。
  • GN (Good Night): おやすみ
  • BBL (Be Back Later): 後で戻るよ

恋愛や若者言葉(ネットスラング) (BF/GF, XOXO, BAE等)

Z世代やSNSトレンドを反映した、ちょっとエモーショナルなスラングです。

  • BAE (Before Anyone Else): ベイビー、大切な人
    • 恋人や親友を指します。
  • XOXO (Hugs and Kisses): ハグとキス
    • メッセージの結びに愛情を込めて。ドラマ『ゴシップガール』でおなじみ。
  • BF / GF: Boyfriend / Girlfriend(彼氏 / 彼女)
  • Rizz: (トレンド)カリスマ性、異性を惹きつける力
    • "Charisma"の真ん中をとった略語。"He has rizz."(彼はモテる・魅力がある)のように使います。
  • Sus (Suspicious): 怪しい
    • ゲーム『Among Us』から爆発的に普及。「挙動不審」「嘘っぽい」こと。
  • Simp: (スラング)好きな人に尽くしすぎる人、媚びる人
  • No Cap: 嘘じゃない、マジで
    • "Cap"(嘘)ではない、という意味。
  • DM (Direct Message): ダイレクトメッセージ
    • "Slide into DMs"(ナンパ目的でDMする)というフレーズも定着しています。
  • BFF (Best Friends Forever): 永遠の親友
  • ILU / ILY (I Love You): 愛してる

【論文・レポート編】文章でよく見るラテン語由来の略語

アカデミックな論文や、格調高いビジネスレポートではラテン語由来の略語が頻出します。「難しそう」と敬遠せず、これらを「論理の標識」として捉えましょう。

e.g. と i.e. の違いと使い分け

この2つ、一番混同しやすいですが役割が全く違います。ここテストに出ますよ!

略語ラテン語英語の意味日本語訳使い分けのポイント
e.g.exempli gratiafor example例えば【例示】: 多数ある中からいくつか例を挙げる場合。
(e.g., apples, oranges)
i.e.id estthat isつまり【換言・定義】: 前の言葉を別の言葉で説明し直す、範囲を限定する場合。
(i.e., the standard discount of 20%)

Memo: アメリカ英語(APAスタイル等)では、e.g.,i.e., のように、直後にコンマ(,)を入れるのが一般的です。

etc. / vs. / ca. などの正しい意味

  • etc. (et cetera): ~など
    • 注意:e.g.(例えば)とセットでは使いません。例示の時点で「など」の意味が含まれるからです。
  • vs. / v. (versus): ~対~
    • イギリス英語ではピリオドなしの vs が好まれます。
  • ca. / c. (circa): およそ、約
    • 歴史的な年代や不確定な数値に使います。例: ca. 1900(1900年頃)。
  • et al. (et alii): ~ら、その他
    • 論文の著者名リストで、3名以上の場合に省略して使います(例: Smith et al.)。
  • cf. (confer): 参照せよ
    • 単に「見る」だけでなく「比較参照せよ」というニュアンスがあります。
  • viz. (videlicet): すなわち
    • i.e. に似ていますが、より詳細なリストを挙げて説明する際に使われます。
  • ibid. (ibidem): 同書、同箇所
    • 参考文献リストで、直前と同じ文献を指す時に使います。

【基本編】月・曜日・時間の表記ルール

スケジュール調整でミスると痛い目に遭う、日付と時間の基本ルールです。

月(Jan. Feb.)と曜日(Mon. Tue.)の略し方一覧

原則として、最初の3文字 + ピリオドで表します。シンプルですね。

月 (Month)略称曜日 (Day)略称2文字略称
JanuaryJan.SundaySun.Su
FebruaryFeb.MondayMon.Mo
MarchMar.TuesdayTue.Tu
AprilApr.WednesdayWed.We
MayMay (略さない)ThursdayThu.Th
JuneJun.FridayFri.Fr
JulyJul.SaturdaySat.Sa
AugustAug.
SeptemberSep. / Sept.
OctoberOct.
NovemberNov.
DecemberDec.

日付順序の罠に注意!

  • アメリカ式: 月/日/年 (10/1/2026 = 10月1日)
  • イギリス式: 日/月/年 (10/1/2026 = 1月10日) これが原因で会議の日程を間違えるのは「あるある」です。誤解を防ぐため、Oct. 1, 2026 のように月を英字にするのが最も安全な策です。

時間帯(AM/PM)とタイムゾーン(EST/JST)

AM / PM: 午前 / 午後 小文字で a.m. / p.m. と書くのが正式ですが、ビジネスチャットでは大文字も一般的。 正午は 12:00 noon、真夜中は 12:00 midnight と書くと親切です。

主要タイムゾーン(時差): 海外との会議設定では避けて通れません。

  • JST: 日本標準時 (UTC+9)
  • EST / EDT: 米国東部時間 (NY, ワシントンDC) ※Dは夏時間
  • PST / PDT: 米国太平洋時間 (LA, シリコンバレー)
  • GMT / UTC: グリニッジ標準時 / 協定世界時
  • CET: 中央ヨーロッパ時間

英語の略語を使う際の注意点とマナー

最後に、略語を使う上での「お作法」をお伝えします。

ピリオドは打つ?打たない?

アメリカとイギリスでルールが微妙に違います。

  • アメリカ英語: ピリオドを打つ傾向 (Mr., Dr., vs., U.S.A.)
  • イギリス英語: 最後の文字が元の単語と同じなら打たない傾向 (Mr, Dr, vs)
    • 例: Doctor → Dr (最後のrが同じだから打たない)
    • Professor → Prof. (最後が違うので打つ)

結論として、1つの文書内で統一されていればOKです。神経質になりすぎなくて大丈夫。

ビジネスでスラングを使うのはNG?TPOの判断基準

  • 公式メール・初対面: NG
    • クライアントへの提案書や初めてのメールでは、ASAP や Thx は避け、フルセンテンスで書くのが礼儀です。
  • 社内チャット(Slack/Teams): OK(文化による)
    • IT企業やスタートアップでは、スピード重視のため FYI, MTG, LGTM (Looks Good To Me) などがガンガン使われます。

一番使える判断基準(ミラーリング)
相手が使ってきたら、こちらも少し崩してOKのサイン。相手がフォーマルなら、こちらも崩さない。 この「相手に合わせる」ミラーリングこそが、鉄則です。

おわりに

英語の略語は、単なる言葉の省略ではありません。 「私はあなたの時間を尊重しています」 「私たちは同じ文脈を共有していますね」 というメッセージでもあります。

  • ビジネスでは FYI, ASAP (使い分け注意), TBD で効率的に。
  • SNSでは LOL, TBH, Rizz でネイティブの輪に入り込む。
  • 論文では e.g., i.e. を正しく使い分け、論理的に。

これら110選を武器に、明日からよりスマートで、よりプロフェッショナルな英語コミュニケーションを楽しんでください!

参考

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-偏愛が気づかせる、私たちの見えていなかった世界-

なぜだか目が離せない。
偏った愛とその持ち主は、不思議な引力を持つものです。
“偏”に対して真っ直ぐに、“愛”を注ぐからこそ持ち得た独自の眼差し。
そんな偏愛者の主観に満ちたピントから覗かれる世界には、
ウィットに富んだ思いがけない驚きが広がります。
なんだかわからず面白い。「そういうことか」とピンとくる。

偏愛のミカタ PinTo Times