SNS時代の「フレネミー」とは? 特徴や狙われやすい人、対処方法などをわかりやすく解説

「友達だと思ってたのに、なぜか最近モヤモヤする...」 そんな違和感を感じているなら、その相手は「フレネミー」かもしれません。
コロナ禍を経てSNSやリモートワークが普及した現代、フレネミーの手口はより巧妙化し、知らず知らずのうちに被害を受けてしまうケースが増えています。この記事では、現代のフレネミーの特徴から、具体的な見抜き方、そして効果的な対処法まで徹底解説します。
フレネミーとは?

フレネミーは、「friend(友達)」と「enemy(敵)」を組み合わせた造語で、「友人のふりをする敵対者」を意味します。単なる敵対者ではなく、親切に見せかけて相手を陥れようとするのがポイントです。
2015年のユーキャン新語・流行語大賞の候補にもなったこの言葉ですが、近年、SNSやオンラインコミュニケーションの普及により、フレネミー関係が増加傾向にあると指摘されています。
特に競争の激しい職場環境や、学校などの閉鎖的なコミュニティでは、フレネミーが生まれやすい土壌があります。男性にも存在しますが、女性の方がフレネミー化しやすい傾向にあり、「フレネミー女子」と呼ばれることも多いです。
【要注意】現代版フレネミーの進化した特徴8選
現代のフレネミーは従来よりも手口が巧妙化しています。以下の特徴に当てはまる人物には要注意です。
1. SNSでの巧妙な攻撃
現代の最大の特徴がSNS上での見えない攻撃です。特定の人にだけ「いいね」を押さない、ストーリーの足跡をつけない、コメントで遠回しに皮肉を言うなど、新しい攻撃手法が生まれています。
また、自分の充実ぶりを過度にアピールしながら、間接的に他者を下げる投稿をするのも現代のフレネミーの特徴です。
2. 悪口やディスり、噂話の常習化
悪口や噂話が異常に多い人は、典型的なフレネミーです。本人がいるところでは仲良く振る舞っていても、席を外した途端「実はあの子って、みんなに嫌われてるらしいよ」と発言します。
「今日の服かわいいね!自分に自信がないと着れないよね!」など、褒めるふりをして相手を傷つける「褒め殺し」も得意技です。
3. 自己開示を一切しない
フレネミーは相手が自分より優位に立つことを極度に嫌います。自己開示は弱みを握られる行為だと考えるため、自分のことを話しません。はじめは聞き上手に感じられますが、実は相手の弱みを探している可能性があります。
4. 被害者・悲劇のヒロインのふり
フレネミーは常に自分を被害者として演出します。自分の言動が原因で問題が起きても、「私は仲良くしたいのに、〇〇さんにひどいことを言われて...」と涙ながらに訴え、周囲の同情を引こうとします。
5. 立場によって態度を露骨に変える
フレネミーは上司や有力者には媚びを売り、それ以外の人には高圧的に振る舞う傾向があります。これは相手を尊重する気持ちがなく、すべてを損得勘定で判断しているからです。
6. 人をコントロールしたがる支配欲
独占欲や支配欲が強く、人をコントロールしたがります。他の人と仲良くしていると「あの子、悪い噂が多いからやめといた方がいいよ」など、嘘をついてでも人間関係を壊そうとすることがあります。
7. 他人の不幸に異常な興味
他人の不幸話に強い興味を示し、「大変だったね」と共感するふりをしながら、根掘り葉掘り詮索してきます。一方で、自分より幸せそうな相手の話は聞き流したり、不機嫌になったりします。
8. 急激な距離詰めと過度な干渉
初対面や付き合いが浅いにも関わらず、急に「親友だよね!」と距離を詰めてきたり、プライベートなことをしつこく聞いてきたりするのも特徴です。
3. あなたは大丈夫?フレネミーに狙われやすい人の特徴
1. 流されやすい人
人の意見に同調しやすい人は、フレネミーの「コントロールしたい」という欲求を満たす格好のターゲットです。
2. 仕事ができる優秀な人
特に同性かつ同世代の優秀な人は、フレネミーから強い対抗心を抱かれます。リモートワーク環境では、直接的なコミュニケーションが減る分、この傾向が強まることがあると指摘されています。
3. 幸せそうな人・充実している人
フレネミーは人一倍強い嫉妬心の持ち主です。恋人がいる、結婚している、キャリアが順調など、自分より幸せそうな人を見ると強い嫉妬心を燃やします。
4. 周りから好かれている人気者
人脈や影響力のある人に近づき、自分の価値を高めるために利用しようとします。
5. 身なりが派手・おしゃれな人
ブランド品を身につけている人や、ファッションセンスの良い人もターゲットになりやすいです。
4. フレネミーのターゲットになってしまった時の対処法

1. 自慢話・不幸話は絶対にしない
自分の本心は語らず、当たり障りのない会話を続けるのが最も効果的です。嫉妬心を刺激する自慢話や、好奇心をくすぐる不幸話を避けることで、相手にとって「面白みのない存在」になりましょう。
2. とりあえず褒めて距離を保つ
表面的に褒めておくことで、相手の自尊心を満たし、不要なトラブルを防げます。ただし、心酔していると思われないよう、適度な距離感を保つことがポイントです。
3. 悪口には絶対に同意しない
これは最も重要な対処法です。悪口に少しでも同意すると、あなたが悪口の発信源として周囲に広められる危険性があります。「そうなんだ」と相槌を打つに留め、すぐに話題を変えましょう。
4. 現代版 デジタル・ディスタンシング
SNSでの接触を最小限に抑える「デジタル・ディスタンシング」が有効です。プライベートな投稿は親しい友人限定で公開する、DMには即座に返信しないなど、デジタル上での距離を意識的に作りましょう。
5. 証拠を残す職場対策
職場のフレネミーには、業務のやり取りをメールやチャットで証拠として残すことが重要です。口約束は避け、重要な連絡は第三者が確認できる形で行いましょう。
5. 組織レベルでの対策:新しいアプローチ
近年の研究では、職場の心理的安全性を高めることがフレネミー問題の根本的解決につながると重要視されています。誰もが安心して意見を言え、相談しやすいオープンなコミュニケーション環境を整えることが、フレネミーが生まれにくい土壌を作ります。
6. フレネミーから身を守る現代の新常識
フレネミーは、つらいときに寄り添ってくれることもありますが、本心ではあなたの不幸を喜んでいる可能性があります。身近な相手にその傾向を感じたら、少しずつ距離を置くことが最善の策です。
現代では、SNSやリモートワークの普及により、フレネミーの手口がより巧妙化していることを認識し、新しい対処法を身につけることが重要です。この記事で紹介した対処法を実践し、自分の心の健康を守りましょう。