ギャルマインドが社会現象に!Z世代が憧れる「マインドギャル」と思考法を完全ガイド

近年、ギャルマインドがビジネスや社会課題解決の場で大きな注目を集めています。企業の会議にギャルが参加する「ギャル式ブレスト」は多くの企業に導入され、2024年7月には国内最大級のピッチイベント「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」で3位に入賞。その勢いはとどまるところを知りません。
ギャルマインドとは何か?
ギャルマインドとは、自分を貫く姿勢やポジティブな思考、人生を自らの手で切り拓いていく積極性を指します。これは単なるファッションやスタイルを超えて、生き方の哲学として多くの人に支持されています。
ギャルマインドの3つの核心要素
サービスを提供する株式会社CGOが定義するギャルマインドの特徴は以下の3つです。
- 自分軸自分の価値観や行動基準を持ち、周りに流されずに自分の「好き」を貫く姿勢
- 直感性論理的に考えすぎず、「とりま、やってみよ!」という直感に従う勇気
- ポジティブ思考単なる楽観主義ではなく、困難を乗り越える推進力としてのポジティブさ
近年の特徴:「マインドギャル」の台頭
今のZ世代が憧れるのは、必ずしも「ギャルっぽい見た目」ではなく、「ギャルのマインド」です。マインドギャルとは、見た目だけでなく、ギャル特有のノリの良さや明るいテンションといった、内面から「ギャル化」している人を指します。
ギャルマインドブームの社会的背景
Z世代の「Sober(しらふ)」トレンドとの関連性
近年のトレンドとして、過剰な情報や他者の影響から一旦距離を置き、シラフ(Sober)の状態で改めて「自分らしい選択」を模索する動きがあります。この流れの中で、ギャルマインドは「自分軸」を確立する有効な手段として注目されています。
VUCA時代におけるギャルマインドの価値
世の中が目まぐるしく変化し、未来の予測が難しいVUCA時代において、行動の早さは大きな武器になります。ギャルマインドの持つ直感性やポジティブさは、Z世代だけでなく、変化を求められるビジネスシーンにおいても高く評価され始めています。
企業が注目する「ギャル式ブレスト」の急成長
多くの企業に拡大した革新的手法
「ギャル式ブレスト」は口コミで広がり、2024年7月時点で70社以上に導入されています。リピート率も40%を超えるなど、高い評価を得ています。
導入企業例:
- 日産自動車:パーソルホールディングス株式会社や日産自動車株式会社など、数々の大手企業から依頼が殺到しています。
- JR貨物:「輸送の未来」を考えるブレストで、従来の保守的なイメージを覆す革新的なアイデアが創出されました。
- 三菱鉛筆:オンラインでも対応できる形へアップデートし、「忖度するだけの会議は意味がない」という本質的な気づきを参加者に提供しました。
- 札幌市:後述の「ギャルリフト」プロジェクトを実現させました。
「ギャル式ブレスト」の基本ルール
ギャルマインドを浸透させるための5つのルールがあります。
- タメ語で話すこと
- お互いをあだ名で呼び合うこと
- 相手の発言を否定しないこと
- 5分以上沈黙しないこと
- 持っている服の中で一番好きな服を着ること
具体的な成功事例とイノベーション
札幌市「ギャルリフト」プロジェクト
2024年2月、札幌市の広報部が観光PR策を考えるために開いた「ギャル式ブレスト」で生まれたアイデアが実現。大倉山ジャンプ競技場のリフトに「標高もバイブスもアゲてこ〜」「友(ダチ)」とデザインされたカラフルなイラストが施され、話題を呼びました。
日本酒「YUICHU」の商品開発
岩手県の酒蔵・株式会社南部美人とのコラボで生まれた日本酒「YUICHU(ゆいちゅ)」が、2024年2月下旬から販売開始。若者の日本酒離れという課題に対し、ギャルの視点を取り入れた商品開発が実を結んだ象徴的な事例です。
IVS2024 LAUNCHPAD KYOTOで3位入賞
2024年7月、京都みやこメッセにて開催された国内最大級のスタートアップピッチイベント「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」の決勝大会に株式会社CGOが登壇。350社以上の応募から選び抜かれたファイナリストとしてピッチを行い、見事3位に入賞しました。
ギャルマインドを体現する注目人物
従来からの代表格
- YouTuber・kemio自身のファンを「ギャルズたち」と呼び、常にポジティブなメッセージを発信。「自分の軸を貫いていいんだ」とZ世代を勇気づける存在です。
- 益若つばさ2023年のVOCEインタビューで「"ギャルマインド"は人を傷つけない。日本はもっとギャルを大切にするべき」と発言し、大きな注目を集めました。
令和の新世代
- 芸人・エルフ荒川平成ギャルファッションと、「存在イルミネーションだから!」に代表される自己肯定感の高いマインドで、多くのファンを魅了しています。
- アーティスト・ちゃんみな批判を恐れず、等身大の自分をストレートに表現し続けるスタイルが、世界中の若者から共感を集めています。
ギャルマインドを身につける実践的方法
- 自分の感情や直感を無視しない「周りの目が気になる」という人は、まず自分の感情を肯定することから始めましょう。重要なのは、自分軸を持つことと、自分の意見を押し通すことは違うと理解し、「まぁいっか」と柔軟に考える勇気も持つことです。
- ポジティブ変換とセルフチアリングSNSで他人と自分を比較して落ち込む時代だからこそ、ギャルマインドは自分を救う力になります。失敗は「経験値が上がった」とポジティブに変換し、小さな成功体験を大切にしましょう。ただし、次に活かすための反省をしないのはギャルマインドではありません。
- 役職より自分を大切にする仕事の場でも、自分の価値観や行動基準を大切にすることが、自分らしいパフォーマンスにつながります。
平成ギャルリバイバルと近年のトレンド

Y2Kファッションとの融合
近年、平成ギャルファッションが本格的なリバイバルを迎えています。Z世代にとっては「懐かしい」ものというより、「個性を出せる」「とにかくかわいい」新しいスタイルとして受け入れられており、Y2Kファッションの大きな潮流となっています。
Z世代の価値観との共鳴
コロナ禍で青春時代を過ごし、閉塞感を感じてきたZ世代にとって、自分の軸を強く持ち、直感に従う勇気を持つギャルマインドは、現代を生き抜くための重要なマインドセットとなっています。
ギャルマインドが切り拓く新時代
近年、ギャルマインドは単なるトレンドを超え、社会の新たな可能性として機能し始めています。多くの企業への導入、自治体での活用、そして国内最大級のピッチイベントでの受賞など、その影響力は多方面に及んでいます。
「ギャル」という言葉のイメージだけで判断せず、その内面にあるパワーに目を向ければ、日本の閉塞した空気を変えるヒントが見つかるかもしれません。年齢や性別、立場に関わらず、誰もが自分らしく輝ける社会の実現に向けて、ギャルマインドは今後もその力を発揮し続けるでしょう。あなたも今日から、心にギャルを飼ってみませんか?
参考情報
- 株式会社CGO 公式サイト
- CGOドットコム プレスリリース「ギャル式ブレスト®︎のCGOドットコムが国内最大級ピッチイベント『IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO』の決勝大会に進出!」(2024年6月)
- 札幌市「大倉山ジャンプ競技場のリフトをギャルがデザイン!『ギャルリフト』が期間限定で登場!」
- ログミーBiz「“おじさん”の硬い頭を、ギャルのノリでほぐしていく CGOが目指す、誰もが自分らしくいられる世界」(2024年7月)
- 美容メディアVOCE「【益若つばさ】『"ギャルマインド"は人を傷つけない。日本はもっとギャルを大切にするべき』」(2023年8月)
- 日産自動車「ギャル式ブレストが日産の会議にやってきた!バイブス上がったその先に。」
- 日経ビジネス「『ギャル式ブレスト』が肩書の壁を壊し、新たなビジネスの芽を生む」(2023年6月)
- 『鬼強ギャルマインド 心にギャルを飼う方法』(赤荻瞳著)