【2026年最新】歴代の戦隊レンジャー/スーパー戦隊シリーズ一覧!初代から最新の動向まで徹底解説

日本の特撮文化を語る上で欠かすことのできない「戦隊レンジャー」シリーズ。子どもの頃に夢中になったお気に入りの作品があり、大人になった今でもあの頃の憧れを胸に抱いている方は多いのではないでしょうか。

実は2026年、この長きにわたるヒーローの歴史は過去に類を見ない大きな転換点を迎えました。

この記事では、初代から2026年の最新作に至るまでの全49作品を網羅した歴代一覧表を年代別にお届けします。人気モチーフの傾向や、50周年記念作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』を経たシリーズの現在、そして大きな話題を呼んでいる新たな特撮枠『PROJECT R.E.D.』について、半世紀の歴史へのリスペクトを込めて徹底解説します。

「戦隊レンジャー(スーパー戦隊シリーズ)」とは?

1975年から50年続いた日本の特撮を代表する長寿番組

1975年放送の『秘密戦隊ゴレンジャー』を皮切りに、実に50年という半世紀にわたって放送され続けた特撮テレビドラマです。

色分けされたマスクとスーツを身に纏ったチームが、それぞれの個性を活かして協力し合い、悪の組織から平和を守り抜く。この王道フォーマットは、世代を超えて愛される普遍的な魅力を確立しました。

単なる子ども向け番組にとどまらず、友情や努力、チームワークの尊さを描く人間ドラマは、その時代の社会情勢や最新トレンドを取り入れながら常に進化を続けてきました。「等身大ヒーローが力を合わせて戦い、最後は巨大ロボットに乗り込んで巨大化した敵を倒す」というハイブリッドな構造は、世界的に見ても類を見ない独自のエンターテインメントです。

正式名称は「スーパー戦隊シリーズ」

一般的には「戦隊レンジャー」や「戦隊モノ」という呼び名で親しまれていますが、正式名称は「スーパー戦隊シリーズ」です。東映が制作し、テレビ朝日系列で長年放送されてきました。

その魅力は海を越え、1990年代には『恐竜戦隊ジュウレンジャー』などの映像をベースに、現地の俳優を起用して再構成された海外向けローカライズ版『パワーレンジャー(Power Rangers)』シリーズとして輸出されました。

「ヒーローは単独で戦うもの」という常識が強かったアメリカにおいて、「5人の個性が協力し合う」という目新しさが熱狂的に受け入れられ、初年度だけで玩具フィギュアが1,600万個以上売れる社会現象に。現在では世界80カ国以上で愛されるグローバルコンテンツへと成長しています。

【年代別】歴代戦隊レンジャー一覧表(全49作品)

半世紀の歴史を彩る歴代の全49作品を、放送開始の元号(令和・平成・昭和)ごとにまとめました。時代の変遷とともに移り変わるテーマや、世相を反映したモチーフの変化にも注目してみてください。

令和の戦隊レンジャー一覧(リュウソウジャー〜第49作ゴジュウジャーまで)

令和時代は、「5人組」という固定概念や王道フォーマットを大胆に破壊し、革新的で挑戦的なアプローチが次々と生まれた時代です。1人の人間と4人の機械生命体で構成された『ゼンカイジャー』や、予測不能な展開で大人をも熱狂させた『ドンブラザーズ』など、SNSでも毎週トレンド入りする話題作が並びました。

放送年作品名モチーフ
2019年騎士竜戦隊リュウソウジャー恐竜・騎士
2020年魔進戦隊キラメイジャー宝石・乗り物
2021年機界戦隊ゼンカイジャー機械・歴代戦隊
2022年暴太郎戦隊ドンブラザーズ桃太郎
2023年王様戦隊キングオージャー王様・昆虫
2024年爆上戦隊ブンブンジャー車・クルマ
2025年ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーナンバーワン・歴代戦隊

※『騎士竜戦隊リュウソウジャー』は2019年3月に放送を開始し、放送期間中に平成から令和へと元号が移行しました。

平成の戦隊レンジャー一覧(ターボレンジャー〜ルパパトまで)

平成は、シリーズが最も多くの作品を世に送り出した黄金期。「追加戦士(6人目の戦士)」の定着や、CG技術の本格導入など、シリーズの基盤が大きく成熟しました。歴代の力を借りて戦うお祭り作品『ゴーカイジャー』や、2つの戦隊が対立しながら共闘する『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』など、ドラマ性とエンタメ性が最高潮に達した時代です。

放送年作品名モチーフ
1989年高速戦隊ターボレンジャー車・妖精
1990年地球戦隊ファイブマン兄弟・教師
1991年鳥人戦隊ジェットマン
1992年恐竜戦隊ジュウレンジャー恐竜
1993年五星戦隊ダイレンジャー拳法・神獣
1994年忍者戦隊カクレンジャー忍者・妖怪
1995年超力戦隊オーレンジャー超古代文明
1996年激走戦隊カーレンジャー車・星座
1997年電磁戦隊メガレンジャーデジタル・高校生
1998年星獣戦隊ギンガマン星獣・森
1999年救急戦隊ゴーゴーファイブレスキュー・兄弟
2000年未来戦隊タイムレンジャー時間・未来
2001年百獣戦隊ガオレンジャー動物
2002年忍風戦隊ハリケンジャー忍者
2003年爆竜戦隊アバレンジャー恐竜
2004年特捜戦隊デカレンジャー警察・刑事
2005年魔法戦隊マジレンジャー魔法・兄弟
2006年轟轟戦隊ボウケンジャー冒険・乗り物
2007年獣拳戦隊ゲキレンジャー拳法・動物
2008年炎神戦隊ゴーオンジャー乗り物・動物
2009年侍戦隊シンケンジャー侍・漢字
2010年天装戦隊ゴセイジャー天使・カード
2011年海賊戦隊ゴーカイジャー海賊・歴代戦隊
2012年特命戦隊ゴーバスターズスパイ・特命
2013年獣電戦隊キョウリュウジャー恐竜・サンバ
2014年烈車戦隊トッキュウジャー列車・イマジネーション
2015年手裏剣戦隊ニンニンジャー忍者・家族
2016年動物戦隊ジュウオウジャー動物・キューブ
2017年宇宙戦隊キュウレンジャー宇宙・星座
2018年快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー快盗・警察

昭和の戦隊レンジャー一覧(ゴレンジャー〜ライブマンまで)

昭和の戦隊は、スパイや軍事組織などを背景とした硬派な作風からスタートしました。「5人組で戦うヒーロー」と「巨大ロボット」という戦隊特有のパッケージを、試行錯誤しながら確立していった熱き開拓期です。

放送年作品名モチーフ
1975年秘密戦隊ゴレンジャースパイ・軍事
1977年ジャッカー電撃隊トランプ・サイボーグ
1979年バトルフィーバーJ世界の国・ダンス
1980年電子戦隊デンジマン電子・異星人
1981年太陽戦隊サンバルカン太陽・動物
1982年大戦隊ゴーグルファイブ新体操・古代文明
1983年科学戦隊ダイナマン科学・爆発
1984年超電子バイオマンバイオ粒子
1985年電撃戦隊チェンジマン伝説の獣・軍隊
1986年超新星フラッシュマン宇宙・フラッシュ星
1987年光戦隊マスクマンオーラパワー・気功
1988年超獣戦隊ライブマン動物・生命

歴代戦隊レンジャーで人気の「モチーフ」傾向

スーパー戦隊の歴史を紐解くと、当時のトレンドや子どもたちの関心事を見事に反映した「モチーフ」が設定されてきたことがわかります。特に人気の高い代表的なモチーフの傾向を見ていきましょう。

  • 王道にして最強の「動物・恐竜(獣)」
    最も多く採用され、常に高い人気を誇るのが生物モチーフです。ティラノサウルスなどの圧倒的な強さを誇る「恐竜」は子どもたちの心を掴んで離さず(『ジュウレンジャー』『アバレンジャー』など)、陸海空の多様な生物を落とし込んだ「動物」モチーフは、視覚的にもダイナミックな演出を可能にしました(『ガオレンジャー』『ジュウオウジャー』など)。
  • 男心をくすぐる「乗り物(車・列車など)」
    スピード感あふれるアクションと、タイヤやエンジンを活かした武器デザインが特徴の「車(ビークル)」モチーフ(『ターボレンジャー』『カーレンジャー』『ブンブンジャー』など)。また、イマジネーションと列車を掛け合わせ、線路を繋ぐようにロボットが合体する『トッキュウジャー』の画期的な見せ方は大きな話題を呼びました。
  • 個性が光る「忍者」「魔法」「侍」
    日本の伝統文化やファンタジー要素を大胆に融合させた作品も人気です。忍術を用いたトリッキーな戦闘の「忍者」モチーフは海外ファンからも絶賛され、家族の絆を描いた『マジレンジャー』や、重厚な主従関係のドラマが支持された『シンケンジャー』など、人間ドラマの面でも名作が揃っています。

2026年現在、戦隊レンジャーシリーズの放送はどうなっている?

半世紀にわたって毎週日曜の朝を彩ってきた戦隊シリーズですが、2026年現在、大きな変革の時を迎えています。

50周年記念作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』をもって一度休眠へ

2025年から2026年2月にかけて放送されたシリーズ第49作目にして50周年記念作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の最終回をもって、スーパー戦隊シリーズはテレビ放送において一度「休眠」することとなりました。

この背景には、「必ず5人で戦う」「毎回巨大ロボット戦を行う」といった長年のフォーマットが、映像制作上の制約として限界に達しつつあったことが挙げられます。また、ストリーミングサービスの普及による視聴習慣の大きな変化も理由の一つです。

しかし、東映の白倉伸一郎プロデューサーは「アプローチを再考するための充電期間であり、復活する時には必ず大きい狼煙を上げる」と力強く宣言しています。『ゴジュウジャー』は「誰もがナンバーワンになれる」というメッセージを残し、見事に有終の美を飾りました。

2026年からの後継特撮枠『PROJECT R.E.D.』とは?

スーパー戦隊シリーズが休眠に入る一方で、その歴史ある放送枠(毎週日曜午前9時30分〜)を引き継ぐ形で、全く新しい特撮ヒーローブランド【PROJECT R.E.D.】(プロジェクト・レッド)が2026年より堂々始動しました。

  • PROJECT R.E.D.のコンセプト
    「超次元英雄譚(Records of Extraordinary Dimensions)」の頭文字から名付けられたこのプロジェクトは、文字通り“赤いヒーロー”が活躍するシリーズです。「戦隊」という枠を取り払い、多種多様なヒーローが次々と生み出され、それぞれの世界観がクロスオーバーしていく壮大なマルチバースを描きます。
  • 展開される注目の作品群
    2026年2月からの第1弾は『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』。80年代特撮の魂を継承しつつ、最新AIや宇宙論を取り入れたスタイリッシュなSF作品として話題をさらっています。続く同年7月からの第2弾『角醒ハンター オメガホーン』では、人間と角獣の異色バディーによるハンターバトルが展開。作品間でキャラクターが行き交う斬新な仕掛けが用意されています。
  • 戦隊50年のDNAは確かな形で継承
    仮面ライダー、スーパー戦隊に続く「第3の柱」を目指すこのプロジェクト。スーパー戦隊で50年間培われた「圧倒的な物量とアクションのスピード感」のノウハウは、制作スタッフの技術として確実に受け継がれています。

歴代戦隊レンジャーは世代を超えて愛されるヒーロー!

『秘密戦隊ゴレンジャー』から始まり、半世紀にわたり全49作品が紡いできたスーパー戦隊シリーズ。時代ごとにモチーフや作風を変えながらも、「個性の違う仲間が力を合わせて困難に立ち向かう」というヒーローの根幹は、常に子どもたち(そしてかつて子どもだった大人たち)に勇気と希望を与え続けてきました。

現在、シリーズは『ゴジュウジャー』をもって充電期間に入り、次なる特撮の未来を切り拓く『PROJECT R.E.D.』へとバトンが渡されました。しかし、50年間で築き上げられた熱いヒーローたちの魂と歴史が消え去ることは決してありません。

歴代の作品は、東映特撮ファンクラブやDMM TVなどの動画配信サービスで今も色褪せることなく楽しむことができます。ぜひこの機会に、あなたが夢中になった「あの頃の戦隊レンジャー」を見返して、胸を熱くしたヒーローのDNAに再び触れてみてください。

参考

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-偏愛が気づかせる、私たちの見えていなかった世界-

なぜだか目が離せない。
偏った愛とその持ち主は、不思議な引力を持つものです。
“偏”に対して真っ直ぐに、“愛”を注ぐからこそ持ち得た独自の眼差し。
そんな偏愛者の主観に満ちたピントから覗かれる世界には、
ウィットに富んだ思いがけない驚きが広がります。
なんだかわからず面白い。「そういうことか」とピンとくる。

偏愛のミカタ PinTo Times